無理の構造 この世の理不尽さを可視化する (著者:細谷 功)

この本を読み、「確かに」、「なるほど」と感心することや、驚くことがたくさんありました。また、自分はどうなんだろう、と考えることも多かったです。皆さんはこれらの関係をどう思いますか?「悲観と楽観」、「同じと違う」、「変えると変えない」対象だと思う人がほとんどでしょう。自分も対象だと思っていました。しかし、本にも書いてありますが、これらは非対称なのです。理由は読めばわかります。ただ、与野のカには対称性だと思っていたが、実は非対称であった、というものがたくさんあります。また、「他人と自分の対称性」も、「あー、確かに」と感じました。人は、自分中心に考えており、様々な理不尽を生み出しています。自分勝手な行動をし、自己矛盾の言動が現れます。自分を見直し理解することが、受け入れることが大切だとわかりました。

 他にも、言葉の曖昧さや、視野の問題など、この本にはためになること、興味深いこと、感心することなどが分かりやすく書いてあるのでとても読みやすかったです。この本のおかげで、自分はどう気を付けるべきか、このような行動をしていないかなど、見直したり学ぶことができました。