やさしく知る素粒子・ニュートリノ・重力波 ニュートリノってなんだ? 著者(荒船良孝)

原子という存在は古代ギリシャ考えられてきたらしい。しかし、その存在が科学的に認められるようになったのは19世紀初めのようだ。そして、その原子を構成している電子という粒子がある。素粒子だ。ニュートリノはそれらと同じ、素粒子らしい。ニュートリノは宇宙にあふれている、私たちは見ることも触れることもできないため、幽霊粒子と言われている。そんな、見えない素粒子を学者たちは見つけたり、仮説を立てて議論していたりと、すごいと思った。そんなニュートリノの観測が、日本にあるカミオカンデで出来ている。その施設でニュートリノのなぞを解明している。ニュートリノの振動などが紹介されていた。また、地球の内部には反電子ニュートリノが発生しているらしく、その観測により、地球内部の断層画像を作ることができるらしい。このように、ニュートリノで様々なことが分かったりしているが、解明されていない謎がまだたくさんあるらしい。また、新しい謎を解明してもさらなる謎が出てくる。やりがいを感じるかもしれないが、終わりが見えなくて大変だと思った。