クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説 (著者:堀川大樹)

今まで、クマムシはすごい、最強の生物だ、と耳にしたことは何度かありましたが、なぜ最強なのか、何がすごいのかなどは何も知りませんでした。

まず、読んで驚いたことは、種類の多さです。クマムシは1200種以上も存在するようです。しかし、体調が大きなもので1ミリ、種類の判別はプロでも難しいようです。他にも、乾眠という状態なら、真空空間でも数日生きることができる、ということ、放射線を大量に充てられても生きていられることにも驚きました。

また、クマムシの採集方法や、育て方、研究方法や、特徴など、詳しく、だけど面白く書かれており、クマムシのすごさなどが、楽しく知ることができました。

また、クマムシについてわかってないことがたくさんあることや、プロの研究家ではなくても、新たな発見をすることができる、という点も面白い、と思いました。

クマムシについて何も知らない人でも、楽しくすぐに分かる、知ることができる本だと思います。