あいまいな会話はなぜ成立するのか (著者:時本真吾)

なぜ遠回しに言っているのに、意味がわかり、会話は成立するのでしょうか?

それは、会話の前後や、時と場合によって意味や、相手の意図を汲み取っているのようです。また、その過程に意識はしていませんが、いくつかの原則があり、それに基づいて理解しているようです。なんとなくで理解し、会話しているように感じますが、ちゃんとした原則があるとは思いませんでした。

また、遠回しに言うことで、丁寧になる、などについてなども書かれており、言葉、会話とは不思議なものだな、と思いました。

さらに、この本には言葉を理解する「言語野」など、脳についての説明もあり、少し難しい内容もありました。正直読みづらい部分もありましたが、「あいまいな会話」については、面白かったです。