ネルソン・マンデラ-分断を超える現実主義者 (著者:堀内隆行)

ネルソン・マンデラと聞いてどのような人物だと思うでしょうか?黒人で元大統領、反アパルトヘイト運動に身を投じた人物。このように、表面上のことしかわからないと思います。実績から、勝手に人物像をイメージしていることでしょう。自分もそうでした。しかし、実際は自分のイメージとは異なった部分や、映画や本に書かれていることに誤りがあったりしました。この本を読んでそれが分かりました。差別や投獄、マンデラのみならず、昔のアフリカ系の人々は様々な苦悩に悩まされてきました。そんな中、大統領になるマンデラやその周囲の人はどのように考えていたのでしょうか。そんなんことが分かる本です。必ずしも非武力行使ではなかった、とか...。